Title: ごめん、本当にズレちゃう・・・
Name: Kolopakin
Date: 2005/3/26(Sat) 02:37
CommentID: 12506
Message: またテレビの話になっちゃうんですけど数年前に深層南部の白人と黒人の女性の何十年来の友情を題材にしたドラマがあったんです。非常に珍しく差別問題を率直に課題にしたドラマで。その台詞がやけに洞察力深くてストーリーとかよりはその見解が楽しみでよく見ていました。
その中で白人女性が「世の中は変わったのよ。差別なんてそんな頻繁に起こらないわよ」って言ったのに大して黒人の親友が「今でもここに住んでいる黒人にとっては毎日の生活に差別が浸透してるのよ」って。
「例えば白人がお店に行ってぞんざいな扱いを受けたら『なんだ、態度の悪い店員だな』でお終い。でも黒人にとっては常に『これは自分が黒人だから?それとも単に疲れて機嫌が悪いだけなのかな?』っていう選択が頭にある。もちろん本当に疲れて単に虫の居所が悪かっただけなのかもしれない。でもだからじゃあ差別じゃなかったとか差別がないっていうことじゃない。私たちがそういう可能性を考えざるをえない環境自体が差別なの」っていう台詞があって感心しました。差別の根の深さをよく表した台詞だなって思って。
表面に出てくる行為が差別意識に基づいてないから差別はないとは言えないんですよね。差別の可能性を考えざるを得ない環境自体もまた差別なわけで。女性にとっても同じですね。例えば雇用や昇進で男性に抜かれたら女性にはどうしても「これは単に能力が劣っていたのか、それとも女性だから不利だったの?」って選択肢が出てきちゃう。で、その男性の方が能力があったから採用されたのが事実だとしても「だから差別なんてない」ってわけじゃなくて、現実にそういう可能性を考えざるを得ない環境に差別が存在するんだと思います。
男性に負けても「自分が女性だから?」なんてまるっきり思いも付かない環境・・・それが本当に平等な世の中ってことですね。でも人間の本質って優劣格付けを排除できないものだと思うので、それは理想であっても現実的じゃあないとは思いますけど。人種や性別に関してそういう要素が全くなくなったとしたら別の要素で多分差別が起きるんでしょうし。でもそれに近い社会になるようには努力したいですね。
思いっきりずれました、ごめんなさい!
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