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Title: 意識改革、成功した取り組みって?
Name: nyany
Date: 2005/5/14(Sat) 21:46
CommentID: 12787
Message: > 日本は育児支援の「制度」という意味では多くの先進国と比べて決して遜色ないと思います。大企業は最近どこも育児休暇を設けているし期間も他国に比べて長いそうです。 > 私の周りなんて保育園は私立しかないし育児休暇もないし託児所のある職場なんて聞いたことないですけど、専業主婦の方が珍しいくらい。
企業内託児所は、3Mだとかファミリーフレンドリー(この言葉英語にあります?)な社風で知られる欧米大企業の例に倣ったもので、日本発案の制度ではないと思いますよ。 また働く母親の育児環境については、もちろん国別の比較も重要ですが、同じ国内でも都市部と地方で状況は違うと思うので(例えば、日本でも職住接近で身内が身近に住み、住宅環境もよい地方都市の方がワーキングマザーの数は多い、という趣旨の記事を最近読みました)、ひとつの場所の事情で国全体の傾向は語りきれないのではないか?と感じます。
しかし、 > 今日本では少子化対策として託児所とか育児休暇に取り組んでいる企業や自治体が多いと思いますけど、一方でそういった文化や土壌作りによる意識改革みたいな計画っていうのはあまり聞くことがないのでそういう要素がおざなりにならなければ良いなって思います。
についてはまったく同感です。日本の制度が仏作って魂入れずになってしまいがちな理由は意識改革にあるんでしょう。だって、自分の子供の育児・教育は専業主婦の妻に任せきりだった管理職が(日本企業で多数派ですよね)、部下の男性社員が育児休暇を取りたいと仮に申し出たとしても、その必要性を実感として理解できないでしょうから。
しかし、「社会全体で育児支援するための精神的な土壌作り」って具体的にどうしたらいいんでしょうね?ここまで書いて少し考えてみましたが、男性社員の育児休暇取得の義務化、くらいしか思いつきませんでした。米国など海外ではなにか意識改革の面で成果を挙げている取り組みがあるんでしょうか?
また、今の日本で仮に男性社員の育児休暇義務化が実際に実施されたとして、私が予想するのは育児休暇を取得した男性社員と取得しなかった(=子供のいない)男性社員の間で、男女間でなされてきたような選別が起こることです。つまり、「いつ職場に穴をあけるかわからない社員」として管理職に敬遠される。また同僚についても、知人の子なし男性社員いわく「自分は個人の生活で子供のいるにぎやかで暖かな団欒は望めない。だから妻子のいる同僚には仕事で絶対に負けたくない」とのこと。
結局、社員の子育てという活動に対して企業社会の基本的姿勢が「企業の生産活動にとってお荷物」という見方から「将来の労働力・顧客を育てている」という発想に変わらないかぎり、意欲的な制度を作ってもうまく働かないんじゃないかなぁ、と思います。なんだかくらい見方ですみません。
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