Title: 制度が整っていないのが問題
Name: Kolopakin
Date: 2005/9/8(Thu) 12:09
CommentID: 13324
Message: 私もここに持ち込まれる似たような相談を見てきて、制度が整っていないのが問題なのではって思っています。時短勤務とか育児休暇という制度そのものは非常に良いことだと思うのですけど、現実的に浸透するような制度として整っていないことが多いという印象を受けます。
例えば時短勤務と言う制度を作るのだったら単にある人の勤務時間を減らしてあげて「あとは部内で何とかカバー」なんて程度じゃ済まないですよね。その人の時間が減った分の負担はどうカバーするのかちゃんと職場の方針というかプロトコルを確立しないと。例えば時間の短縮に伴ってどのような業務をどのくらい切る事にして、その分はパートタイムで補うとか、他の人にそれなりの見返りと共に振り分けるとかいった組織的な再編を要するような会社の方針が必要だと私は思います。
今回ここに相談されたSakurasakiさんの職場も時短勤務制度を作って「時短勤務を採用したので子育て中の社員は利用してください」というところで終わってしまってその後その影響にどう対処するかは何にも正式に整備されていないって感じですよね。「その間は周りでフォローしましょう」みたいな曖昧な感じで。
過去にあった育児休暇などに対する似たような相談も育児休暇などのシステムに反対とか取ってまで働くなとか言うものでは決してなく、会社側が一人休職したり時間を削ったりする分の影響に対してどう対処するといったようなシステムが整っていないせいで周りが負担を強いられるのでそういう状況に困った相談が多かった気がします。
そんな制度って結局はほとんどの社員には「はた迷惑な制度」って程度の認識で終わってしまい、確立された制度としては定着しない気がします。
あと制度活用へのサポートに関して時々面白いなと思うのは、男性だと親でも育児休暇やサポートに対する共感を強いられないのに女性だと独身でも「そのくらい同じ女性として理解しても」って期待されることが多いこと。私から見ればまず男女に関わらず親である立場の人が真っ先にそういった制度の確立をサポートすることを期待されるのが自然なような。
親なのに男性だからって「理解やサポートに欠けるのは仕方がない」みたいなことを言う人が多くて、親でもない女性にはそういう立場に対する理解とサポートを自然に期待するのはなんか順序が違うかなーって感じることはありますね。
理想を言えばそういった制度にがまずは「母親」とか「女性」じゃなくて「親」が先駆者になり道を切り開いていくような環境が必要なんだと思います。今の社会は父親を親としての責任から免除してあげ過ぎってよく思います。
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