Title: 私の周りではサバイバルは当然(追加です)
Name: Kolopakin
Date: 2005/9/8(Thu) 12:27
CommentID: 13325
Message: 私としては多少の不都合は喜んでサポートしたりカバーしたりする一方で、やはり仕事は仕事ですからその人にも時間や柔軟性に制限があっても「それでもこの人」って納得出来る価値っていうのは必要かなとは思います。「仕事が並な上に不便すぎる」とかいう人材だったら確かに優遇措置の必要性にはギモンを感じるかも。
私の周りの女性は皆子育てしながら働いているプロフェッショナルばかりです。一見上手く両立しているように見えても表面下ではそれなりにシビアなサバイバルですよ。
彼女たちの職場には全員に保証されている時短や長期育児休暇などという有り難い制度はないので、3−6ヶ月の産休をこえた分はあくまで個別措置。確立されたキャリアがあったり職場に長いと子育て中の不便さとその人の価値を足し算引き算した結果、職場が融通つけてくれる場合が多いようです。
私の親友は残業ナシで週一日一在宅という条件で働いていますけど、それは彼女が仕事は出来るし専門的学歴もあるし上司や仕事仲間とも良い関係を何年も保ってきたので「新しい人材を開拓するより多少融通つけても彼女をキープできたほうがよっぽど得」と思ってもらえたからの結果で、単に彼女が子育てしているからという理由ではないです。
一方で別の友人は出産から一年弱たった先月職を失いました。職場と交渉した結果6ヶ月の産休を超えて休職していたのですがその間に短期で雇った人材がことのほか優秀で正式雇用を要求してきたため、職場から「あと1ヶ月で職場復帰してくれなければその人を正式にフルタイムで雇いたい」と言われたそうです。
彼女は一ヶ月で復帰する準備がなかったので退職しました。遠方から引っ越してきてまだ日が浅かったので、比較的珍しい専門の弁護士であったにも関わらず職場や上司からは「仕事が出来れば誰でも同じ」程度の人材にみられてしまったようです。
だから個別交渉で休職や時短が出来たとしても正式な制度と違って「保証」ではないので、いわゆるジョブセキュリティは低く、常に新しい人材や同僚に職を奪われるかもしれないという危機感はあります。確かに誰かが休職や時短すれば他の人はその分を自分へのチャンスだと思う環境は多いですから。
職場は柔軟に都合つけてくれる場合が多いですけど、やはり何かプロフェッショナルとして引き換えになるものがないと「子育て中」という理由だけでは産休を超えた優遇はなかなか難しいようです。
だから私の周りでは誰もがバリバリ仕事をこなしているので一見「さぞかし育児支援の制度が充実しているのでしょうね」と言われるけど、全然違うんですよね。そのために学歴を得たり職場で下地を作ったりしてあれこれ自分に付加価値をつけてサバイバルしているんです。結婚している場合は父親の存在が職場の制度などよりも彼女達のキャリアを可能にする一番の理由なのではって見ていて思います。
制度面では日本の方がはるかに充実しています。誰にでも取れる長期の育児休暇なんて私の周りの働くママ達から見ればビックリですよ。
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