Title: 雑感
Name: lecomtemosca
Date: 2007/2/1(Thu) 17:37
CommentID: 14855
Message: 横からすみません。
> > アメリカの労働基準法に限って言えば日本とかなり違いませんか?少なくとも日本みたいな建前だけは決して悪くない産前産後休暇と育児休暇、そして時短などはアメリカにはありませんよ。 > > これは、全く別件なので返答を差し控えます。 > 考え方が異なるので一言に無い、あるとは言い切れません。
本当に全く別件ですか?
一例として労働時間をあげれば、アメリカの労働基準法(FLSAでしたっけ?)は、週40時間以上働かせる場合には割増賃金の支払を義務付けるものですが、逆に言えば割増賃金を払えば何時間働かせても良いわけで、最初から「歯止め」はありません。日本の労基法のように罰則付きで労働時間を規制し、変形労働時間や裁量労働制の導入にも法定の手続の履践を求める法システムとは、コンセプトが全く違うと思います。このコンセプトの違いは、他の制度(Akiさんがあげておられる時短、休暇など)の分析にあたっても、またホワイトカラーエグゼンプションの比較においても、重要かつ不可分です。
また、外国人として働いているかどうかは、日本でも欧米でも、(事実上はともかく)法律上の労働条件規制の局面では差異を生じさせるものではありません。労基法は日本国籍の有無にかかわらず適用されます。日本が政策・法律面で外国人差別をすれば、ILO総会で政府委員が徹底的に叩かれます(笑)。
大使館、大使館とおっしゃいますが、個人vs個人の私法上の関係について外務省が出てくることって、基本的にないんじゃないですか。代議士は一国の立法府の構成員なので、一層関係ないです(大物政治家の家族とかは、ウラであれこれ口利きがあるかもしれませんが、それは普通でない)。雇用契約上のトラブルは、働いている国の弁護士に相談するのが筋でしょう。
ホワイトカラーエグゼンプションに話を戻します。私は裁量労働制の下で働いています。何時間働いても1日8時間扱いで、出退勤ともに定時の概念はありませんから、残業代もありません。私は専門職の個人プレーなので、仕事量や個人的事情にあわせて割と自由裁量でスケジュールを組めますが、トータルでは週80時間以上は働いていますが、採用時に折込済みなので別に文句はありません。 ただし、日本版ホワイトカラーエグゼンプションの適用対象といわれる年収400万程度の人に、自分の労働時間を仕切るような自由があるのか、また過重労働の助長にならないかという懸念はありますし、企画業務も裁量労働制度の導入が可能なので、制度導入の必要性があるのかという疑問もあります。
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