Title: 回答します。
Name: e-nagata
Date: 2002/6/12(Wed) 20:33
CommentID: 4400
Message: > しばしば労働組合について触れておられますが、現在の労働組合というのは、どのくらいの組織率なのでしょう?日本全国の会社にあるのでしょうか?どの程度、現実的に社員の権利を守ってくれるのでしょうか?特に、女性の権利についてはどうなのでしょうか?一度、詳しい方に伺いたいと思っていたんです。最初のツリーの趣旨からはずれてしまうので、staycoolさんには、申し訳ないのですが、よい機会なので、是非教えていただきたいと思います。
いきなり全体像を理解するのは難しいと思いますので簡単に。 まず、人は雇用される以上、その労働者の権利として労働 基準法というのが法律の中に組み込まれております。 労働基準法というのは、最低限これ以上で雇用しなさいという 国が決定した完全最低限の雇用条件を差します。 例を示すと本来労基法上では残業は出来るだけ避けなければ ならないという法律があります。 その基準違反ということで残業代は125%以上の報酬を 払いなさいという国からの命令であり、これにも業務上 やむを得ぬ場合に限りという条項まであります。 しかしながら、世の中を見てお分かりの様に、こんなもの 守ってられるかと言わんばかりの状態であることは明白です。 これに対し、ごく普通に考えれば皆さんご存じの労働基準 監督署という組織がありますのでそこへ相談しに行くという ことを胸を張って言う人が多いのも事実ですが、実際行って みると、非常に対応が鈍く実際に解雇されて初めて違法性が あるかどうかを検証するといった流れを見ます。 解雇される前に相談したい場合には、同じく労政事務所という 組織があり、相談は出来ますがこれも同じで実際に企業が 不正をしている正にその時に連絡をしないと動きません。
こういった、状況から労働組合組織が存在し、よくベアゼロ とか言っているNTT労働組合とか、日産自動車労働組合 とかいうのが、一般的な非常に大きい企業内組合と言われる 組織であり、企業に属しており、日本最大の労働組合組織 である、連合(旧社会党系)にも属しております。
ただし、この連合には問題があり、まず個人加盟が出来ません。 それと、企業に属しているということから、意見が企業寄り になる傾向にあることも避けられず、ある程度主張が通れば 企業と組んで解雇に同意してしまうということまで起きて います。 他の組合できちっと国関連組織に所属しており個人加盟も 出来る組合も存在しますので、個人ではそちらを利用する しかありません。 最後に金銭的な問題ですが、弁護士等に頼むと30分¥5000 などが普通であり、とても一気に支払えるものではありません。 そういった、関係上労働組合は相談は無料ですから利用しやすい 窓口ということが言えます。
こんな感じで良いでしょうか? まだ、疑問点があれば、どうぞ。
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