Title: 学位と仕事
Name: AssA
Date: 2003/6/24(Tue) 20:48
CommentID: 8868
Message: 確かに、日本って仕事をする上で学位が活用しにくいのかな、と思います。(特に文系) 大学と社会が分離されていて、学位は大学(学界)の中で通用する権威・資格であり、社会ではまた別のものが通用している・・・みたいな。 文系の場合、研究の産物が「発明」という性質をもちにくいのが一因かとも思うのですが。
> 現在のところ日本の学術界が社会科学系の分野などでどれだけ実際の社会に直接貢献する機会があるのかな。著名な教授がテレビに出てコメントするとか誰も読まない研究レポートを形式的に提出するとかじゃなくて、例えば実践的な社会科学系の分野で大学の部や研究所が実際に社会に影響のあるプロセス(例えば人々の生活に深く関係したり世の中で注目されている法案改正や行政改革、資格の開発設定や認定プロセスの確立、専門家の養成と質管理等等)に関わったりとか。
本当にそうですよね。 この実現には、大学と社会の両方に努力が必要だと思います。社会の側は、大学を活用するシステム作りをする。大学の側は、研究を社会に還元するという意識を持つ。 後者について言えば、教授の中には「私は研究者であって教育者でない」という意識の方がまだ多いように感じます。教育者にすらなれないのなら、「社会に活かす」なんて意識をもてないのも当然かしら。独立行政法人化して変わると期待したいです。今後、「架け橋」の存在がますます重要になってくるでしょうね。
大学と社会との断絶の弊害も無視できないでしょう。優秀であっても、大学に残って研究を続けることで社会から隔絶してしまうことを恐れ、あえて外にでることを選ぶ学生もいますし。逆に、社会に出ても自分は無理だから・・・と言って大学に残る(居座る?)人も。本人の適性は大切ですが、これって学問の発達という観点からは問題ありなのでは。
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