Title: 「感じる」ということ
Name: sakurablue
Date: 2004/3/10(Wed) 00:52
CommentID: 10294
Message: 皆さんのいろんなお話ありがとうございます。 「感じる」ということについてのコメントがあったので、それに対して思うところがあり、再びお話させていただこうと思いました。 私が好きな吉本ばななさんの「体は全部知っている」という本の中に「おやじの味」という短編があります。都会の生活で感じる「罪悪感」のようなものに疲れ果てた主人公が、自然や「前向きで正しいことが何ひとつない」環境の中で暮らすうちに、徐々に自分を取り戻していくといった物語です。 自分もこれにまさに当てはまっているんですよね。コンクリートの壁の中で毎日を過ごして仕事をしていると、いつも「がんばらなきゃ」と思わされて、いつからか疲れている自分にも鈍感になっていってしまう。感じることを忘れてしまって、自分にとって一番大事なことが何なのか、見えなくなってしまうんですよね。20代でずっと追いかけ続けてきたものが果たして本物なのか、本当に自分が欲しかったものなのか、そんな風に感じています。 人それぞれ幸せの形がちがうということも、人と比べることがナンセンスだということも、充分理解はしている。だけど、漠然と不安。 走り続けて、でも、ふと立ち止まってみると「果たしてこれでよかったのか?」と。それが正しいのか、正しくないのかを感じる感性さえも鈍っているような気がして。やっぱり私は少しお休みが必要なんですかね…。
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