Title: 社会でのイメージ
Name: KoKo_32301
Date: 2003/10/8(Wed) 13:22
CommentID: 18321
Message: 私も高齢者介護業界で働いていますが、一番大きな困難の一つは社会からのネガティブな見方ですね。日本や欧米など多くの先進諸国では「家族で介護」以外の選択肢が制度として確立されているにも関わらずその利用に関してはネガティブな見方があったり、利用者(家族)を罪悪感に追いやったりという問題は根深いと思います。
老人ホームでストレスの溜まったスタッフに虐待されたとか何日も放っておかれたとかいう話にはメディアはすぐに飛びついてセンセーショナルな記事を報道します。
私たちの組織では世の中の見方を変えるためのPR作戦などにも力を入れていますが、優良なケアを提供している老人ホームの話や満足して暮らしている高齢者の話はセンセーショナルでないせいかどんなにPRしてもメディアの関心が向きません。
夜も週末も祝日もなく日々高齢者介護の質の向上に貢献している現場のスタッフの情熱や努力も一つの誇張された新聞記事で水の泡になるのは見ていて非常につらいです。
あとはテレビドラマなどでも老人ホームは「孤独で放っておかれた老人の溜まり場」みたいに描かれたり、ストレスの溜まったスタッフに虐待されるなどの場面が「老人ホームってこんなもの」みたいな感じで描かれていて世の中の高齢者介護施設に対するネガティブなステレオタイプを増長させているし。
確かに家庭で家族に囲まれて余生を送るのが誰にとっても理想なのかもしれませんが、上にも挙げられていた様々な理由で実際には非常に困難な場合が多いですよね。その時に「姥捨て山」ではなくて頼りがいのある選択肢として介護施設や在宅介護システムなどが世の中にポジティブに認識されると良いなって思います。
そのために私もがんばらなくちゃなー。
|