Title: 何かしたいという気持ち
Name: Garnet
Date: 2004/10/26(Tue) 20:33
CommentID: 23054
Message: 行政に近い職場に勤めているので 昨日から市民・県民の皆さんからの問い合わせ電話を受け続けています。うちの職場からも、被災地のボランティアセンターへ現状を見に行きました。まだまだ、何かを手伝うというわけにもいかない状況だということです。
お気持ちはわかりますが、一番ありがたいのは義捐金。 地域経済の再興のためにもなるので、現金を送ってください。 赤十字や共同募金の口座へお願いします。 物資は、必要なものは消耗品(衛生用品、紙皿、紙コップ、使い捨てカイロなど) それから、すぐに食べられる食品、それになんといってもミネラルウォーター。 これ以外のものは、逆に受け入れ態勢が整わず、相手の迷惑になります。しばらく自粛を。状況は刻々と変わるので、新潟県のHPで確認を。
・・・というのが公式な回答です。
問い合わせのほとんどが、物資を送りたいというものです。 そんな電話に↑のように答えながら この人たちの熱い善意を、私はきちんと受け止めているだろうか、 被災者の人たちにはどうやって伝えられるだろうかと 自問自答ばかりしています。
小学校5年生の男の子が、「学校でお米を100キロくらいあつめました。どうすればいいですか」と、一生懸命に電話をかけてきてくれました。 お米は新潟県のリクエストする物資ではないのです。 水もないので、現地では炊き出しもできない状況です。 でもそれを「お米はちょっと」とはいえませんでした。 「新潟県のこれこれの電話番号にかけて、 そうしたらここに送って、と教えてくれるから、 そこの住所に、お米だけを大きな箱に入れて、箱にお米がはいってるって書いて送ってくださいね」といいながら、もう泣きそうでした。 「ほんとにどうもありがとう。学校のみんなにもありがとうって伝えてね」というのが精一杯でした。
「義捐金は送ってきました。でもなにか手伝いたいんです」というおばさま。「寒いだろうと思うと、つらくてやりきれない。使ってないけどまだ動く石油ファンヒーターを送ってはいけないか」「毛布が山ほど集まった。どうしたらいいか」「ブルーシートはいらないか」・・・気持ちを受けながら、やはり断らなくてはいけない物資ばかりなんです。雨が降って地盤がゆるみ、二次災害が心配ということもあり、ボランティアの現地入りも声高には進めにくい状況です。 でもみんな、本当に真剣に純粋に、被災者のことを思っているのです。それをどうしたら伝えられるんでしょうね・・・。
余震が収まったら、いよいよボランティアの活躍する場が増えてくると思います。家の片付け、避難所の人々のお世話などなど。物資が市役所に高く積んであるのに現場に届いていない、なんていう陰口をよくききますが、これは現場のボランティアやスタッフの不足(数も、力も)もその原因です。みんなのほとぼりが冷めたころ、マスコミが悲惨な状況を報じなくなった頃、地道なボランティアの支援が必要になります。 どうか今の思いを、それまでじっと持って、待っていてください。待ちきれない人は、どうぞ義捐金を。そして被災者のことを心に留めて、祈っていてください。お願いします。
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