Title: 見つけました
Name: KoKo_32301
Date: 2002/10/14(Mon) 22:26
CommentID: 11428
Message: この出版社から出ているようです。 日本語での題は「満ち足りて死ぬこと」と訳されていました。ご参考までに。去年何かの会議で彼がゲスト講演者として招かれた際に、どうしても話がしたくて講演後に彼をつかまえて話をしました。別れ際に実は私は日本から来て将来は日本で終末期ケアや尊厳死の問題について活動したいっていう話から私が「日本にはアメリカに比べてこういう本が少ないので日本でも出版されたらよいのに」って言ったら、彼が実はすでに日本語にも訳されているというのでびっくり。彼も「Well, I am quite proud of it myself!」って笑ってました。
私は主に高齢者ケア施設での終末期ケアを専門としているので対象は高齢者が多いのですが(老人ホームから病院への転送は非常に少ないので半数くらいの人がそのままホームで死期を迎えます)さすがにお年よりは普段から死ぬことに対して抵抗を感じている人は若い人たちよりもずっと少ないです。が、やっぱり死ぬことは怖いらしくていざ死期が近づいてくると恐怖を感じたりパニックになる人は結構多いんですよ。死ぬっていうことに対しては抵抗はないんだけど実際に自分がどう死ぬのかっていうのが怖くなっちゃうんですね。最後は苦しいのかとか一人のときに死んだらいやだとか。だから私たちは彼らが肉体的にも精神的にも苦痛なく死期を迎えられるようなプログラムとかを確立したりしています。
私は自分では平均寿命をとっくに過ぎて・・っていうくらいの年齢まで心の準備が出来ることはどうがんばっても無理だって思います。加えてやはりまだ若くて健康なうちは死というのは人ごと、若くて死ぬ人も大勢いるけれど自分の身には起こらないって思いがちなんですよね。
死に対して普段から心の準備が出来ることはあと50年位ないと思うのですが、でも万が一に自分の身に起こったときにはその時にはちゃんと心の準備が出来るように、怒りや苦々しさを感じたまま死ぬことだけはしたくないんっていう思いは強くありますね。
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