Title: 専門の技術
Name: KoKo_32301
Date: 2002/10/14(Mon) 22:38
CommentID: 11429
Message: 通訳って確かにある程度特殊な技術と能力ですよね。Emariさんは通訳の仕事を専門にされているんですか?実は大学時代のアドバイザーが同時通訳業界では草分け的存在だったという教授で、何かにつけてよく通訳や翻訳の秘儀を聞いたような記憶があります。
一度翻訳の仕事を頼まれたときに紹介された専門家の交流ウェブサイトに行ったんです。そうしたら大学生でバイリンガルという女性が「試験を受けたら落ちたけど自分はバイリンガルなので採点者の方が間違っている、どうせ英語もろくに話せないくせに許しがたい」って怒りまくっていて、専門家たちに「いや、バイリンガルであることは確かに利点だけどそれだけで無条件に翻訳者になれるわけじゃないんだよ」って諭されていましたっけ。
通訳の専門家とか慣れている方は頭はどちらかの環境でもアウトプットは二つっていう特殊技術を持っているので多分混ざった環境でも上手くコミュニケーションとれるのだと思いますが、そうでないと頭の中でどうしても二つを瞬時に言ったり来たりしようとしてしまうので混乱してしまうのかな。
私の場合は普段の生活では日本語環境と英語環境との間にかなりくっきりハッキリ太い線が引かれていて(むしろ厚い壁、くらいかも)幸いなことに混ざった環境で瞬時の切り替えが必要とされる立場におかれたことは滅多にありません。が、そんなこと必要とされたら実際にそんな瞬間的に電気スイッチみたいに切り替えられるんだろうかって大いに疑問だったのですが(白状すると実際に出来なかくて恥をかいたことは確かにあります)、通訳などの専門家は英語と日本語を話すたびに頭の中を切り替えているわけじゃなくてトレーニングと技能で頭の中の一つの言語環境から二つの言語を言ったり来たりする術を取得されているんですね。
英語だと話し方や性格がなんとなく強気になる(逆にリラックスという方もいるんですね、なるほど・・・)というのは結構良く聞きますね。私自身ではあまり感じたことがないので自分の経験からは言えないのですが、友達同士だったら関係ないのではって思います。どちらかというと644588895さんがおっしゃっていたように日本だと店員とか見知らぬ相手や一度だけの応対の場では遠慮したりして言わないことを英語だと率直に表現出来るって感じなのでしょうか・・・。
でも言語と共にそれに伴って文化や社会環境が頭のなかで日本語から他の言葉にスイッチされているわけですから、態度とか考え方が多少なりとも日本語話している時と変わるのは理論的には大いにうなずけることですよね、これは。
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