Title: 分数は、算数の砦です。
Name: field-field
Date: 2003/1/9(Thu) 20:21
CommentID: 13024
Message: 私は昔、女の子の家庭教師をやっていました。 中2で、数学の成績が20点(100点満点で)ぐらいの子二人。まじめな子で、彼女たちはすでに連立不等式まで行っていたのですが、数式の体をなしていないんですよ。どこから分かってないのかなーーーと、探っていくと、分数に行き当たったんです。二人とも。
算数のいわゆる劣等生は、基本的にわり算でつまづいています。15/30=1/2だということが分からないのです。最小公倍数と、最大公約数がわからないのでしょうかね。でも、なぜか、小数の筆算は理解しているんですけど。 わり算が分からないと、通分がわからない。通分が分からなければ、方程式の右辺と左辺に何をかければ、分母がなくなるか、ということも分からないままなんです。だから、それこそ1/2+1/3という計算を徹底的にしました。で、最後までやった子は、二次方程式で98点の成績をおさめました。
証明問題や、空間図形なんかになると、それこそ立体を想像するセンスに領域になるんでしょうけど、分数を理解させなかったのは、完全に教育の怠慢です。がっちり基礎の部分を固めてやらなかった教師が悪い。 彼女たちが理解してない、ということを、教師が分かってないのです。
同じ子が、中2でbe動詞も分かってませんでしたが、それもいちからたたき込んで、80点ぐらいはとれるようにしました。そういうはじめでつまづいたことで、彼女たちに与えるコンプレックスというのは計り知れない。結果、「ばかども」と言われるようになってしまうのは、本当にせつないなあ、と思ってしまいます。
ちょっとずれてしまいましたか。でも、教育関係者には、本当に肝に銘じて欲しい。わり算と分数は、理解したかどうか、徹底的に確認してほしい、と。
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