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Title: 私の場合
Name: oxon
Date: 2003/11/11(Tue) 00:35
CommentID: 3739
Message: こんにちは。 タイトルに、「日本語、英語、ヘブライ語」とあったので、思わず書き込みをしています。なぜなら、私はこの三つの言語で育ったからです。それと、今ヨーロッパにいる私のGod Daughter(日英のハーフ)の言葉の教育をどうするかという問題に直面しているからです。
私は、幼児期をイギリスで過ごしたため、日本に帰ってきたときモノの名前が日本語でわからなかったりしましたが、あっと言う間に日本語しかわからない状態になりました。ちなみに、最初に読み書きを覚えたのは英語です。 その後、今度はアメリカで過ごすことになり、当然のことながら、このとき英語なんて微塵も覚えていませんでしたが、周囲の人に言わせると「普通の人の数倍のスピード」で英語を話すようになったそうです。3歳くらいまでに習得した言語は、一度忘れても、身についているものなんだそうです。 このときは補習校にも行っていました。私の印象では、補習校というのは、別に日本語を学んだり、日本の学校教育のレベルに合わせるために勉強をする場所という感じではなく、なんとなく「祖国」を味わいに行く場所という感じでした。日本ではどんな歌が流行っているのかとか、どんなテレビ番組を観ているのか、どんなマンガが流行っているのかとか、そんな話をしていた気がします。 ハーフの子もいましたし、日本語を聞くことはできても、話ができない子もたくさんいました。在米年数が人生のほとんどという人たちは、補習校に来て「日本人」であることを確認している、という感じがありました。
ヘブライ語は学校にいるときに、身につけ、その後、大学院での研究のために使っていました。
私の周囲には、家庭内で数ヶ国語を話されている家族が何組かいますが、母親と父親が別の言語を話し、子どもはその両方を理解し、かつ、住んでいる地域の言葉が一番よくできるというケースが多いように思います。 God Daughterの家庭では、母親が日本語、父親が英語を主に話しています。(二人で、違う言語で会話をしているということです)彼女はまだ幼稚園なので、完全なちゃんぽんで話をしています。両言語とも発音はよいですよ。 私が彼女に接するときには、必ず日本語を使うようにしていますが、彼女の親と話をするときには英語を使っています。
外国語というのは、聞き取るほうが話をするより簡単だと思うので、だんなさんとヘブライ語と日本語でコミュニケーションが取れるのならば、お子さんの前では多少でもそうしたほうがよいと思います。子供がそれで混乱するということは、まずありません。
ちなみに下記サイトにいろんな例が出ていますので、ご参考までに。私の別の友人は、夫がギリシャ人、妻がイタリア人、子供はフランス語と英語で育てています。彼らは今、ドイツに住んでいるので、これにドイツ語が加わっているはずです。その例も探せば出ています。
アイデンティティの問題は、本人が解決することだと思います。私もだいぶ悩みましたし、日本人であることを証明するために、日本の歴史はもとより、古典芸能から芸術、仏教など、おおよそ考えられる限り「日本」ぽいことを半ばやけくそになって学びました。(軍歌まで歌えます。)もちろん、「純ジャパ」にバカにされないためです。でも、よくよく考えてみたら、そんなことをすること自体が「半ジャパ」なんですよね。 親の国籍や、習得している言語、慣れ親しんでいる習慣、政治志向、そして他人がどう自分を規定するか、etc…。アイデンティティの所在は、日本人が考えるよりも多様です。
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