Title: 相手を過小評価しがちな人
Name: KoKo_32301
Date: 2002/12/11(Wed) 02:26
CommentID: 503
Message: というのはネガティブなコミュニケーション結果につながりますね。別にここでだれの投稿がどうっていうのではなくて、あくまで専門の資格が必要か云々っていう話題に絡んでのことなんですが。下手すると逆に自分の信頼性を疑う結果にもなりきれないと思います。
というのも先日ちょうど似たような経験をしたんです。介護施設のリスクマネージャーと経営者対象に最新の法律・規則変更について教育セミナーを開いたのですが、最後の講演者が弁護士で明らかに訴訟問題に関する聴衆の理解力と知識度を過小評価している印象がひしひしと伝わってくるんです。
当然聴衆は弁護士や法律の資格を持つ専門家ではないのですが訴訟過剰のために州内の老人ホームの2割以上が破産に追い込まれているという前代未聞の状況で施設を動かしている彼らはある意味で訴訟のプロでもあります。むしろ訴訟過剰問題については単に法律の観点からだけでなくそれを取り巻く原因や状況、予防方法などを毎日毎日肌で感じ取って対応している人たちなんですから意外な視点や自分なりの意見を当然持っていたりします。
それを弁護士の講演者は著しく過小評価していて法律専門用語を並べ立てて話せば聴衆を煙にまけるというか大した話をしていなくても聴衆はなるほどって感心すると思っているという姿勢が根底にあり、講演後の質疑応答も同じような状況で無惨な有様。
彼の講演は彼の弁護士としてまた人間としての信頼性をかなり傷つけたのではって思います。彼の所属する弁護士事務所は優秀な仕事をすることで名声を確立している事務所ですから、法律的な問題があれば信頼出来るとは確信しています。でも彼らを教育者やコミュニケーターとして使うことはもう二度とないですね。
逆にこの業界で優秀な弁護士というだけでなく超人気講演者として誘いの途絶えない弁護士がいるのですが、彼女の講演とは究極の違い。彼女の講演は法律の資格や正式な教育がない聴衆の理解力や知識度を過小評価することなく、かといって専門用語の羅列は決してなく分かりやすい言葉で分かり易く話すんです。
今回彼女が体調を崩していたので仕方なく新しい弁護士を使ったのですが、自分の知識や意見をどれだけ周りのために使えるかって専門的な知識や資格が有る無しじゃなくて、ひとえにそれとは別のコミュニケーション能力によるんだって実感し彼女に対してますます尊敬の念が増しました。
経済や経営だって多分同じなハズ・・・長くなっちゃいましたが、ここでのやり取りを見ていて先日の出来事とつい重ねてみてしまいましたので。
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